ある劇団の本番が順調に進んでいくその裏ではとにかくアクシデントが続出。
同じ時間の舞台の表と裏を二部構成で描くシチュエーションコメディ。
■ 公演情報
<大阪公演>(精華演劇祭vol.10 参加公演)
主催:精華小劇場活用実行委員会・精華演劇祭実行委員会
日時:2008年6月7日(土)14:00〜、19:00〜
8日(日)13:00〜、17:00〜
会場:精華小劇場
<東京公演>
日時:2008年6月28日(土)19:00〜
29日(日)13:00〜
会場:アートボックスホール(高田馬場)
■ キャスト
三条上ル
唐仁原俊博
辻中金吾郎
真野絵里*
仲 萌里*
土屋たえ*
筒井紘二*
四葉*
イタクラ タケシ*
(*=ゲスト)
■ スタッフ
作・演出:中野 守
舞台監督:唐仁原俊博、村川謙一
照明:真田貴吉
音響:児玉菜摘/
舞台装置:辻中金吾郎、中野 守
衣裳:仲 萌里
小道具:土屋たえ
稽古場監督:唐仁原俊博
制作補助:田渕☆理恵(劇団片手間)
WEB担当:橋本佳典
チラシイラスト:いぬしげ
制作:三条上ル
大阪公演主催:精華小劇場活用実行委員会
精華演劇祭実行委員会
<DVD STAFF>
撮影:橋本佳典
編集:中野 守
■ SPECIAL THANKS(敬称略)
椎名晃嗣
劇団月光斜
アートコンプレックス1928
<大阪公演>
小泉梅子(劇団ZTON)
三橋啄
重松よしこ
おくだあい
湯川知行
大里秀一郎
永濱祐子
新田あゆみ
柳井大輝
岡田果奈子
中西由紀
栗岩秀
<東京公演>
國岡直人
田上ノ少将
■ 演出家挨拶(パンフ掲載文)
今回は2005年に上演した第4回公演の再演です。
ですが、内容は結構変えてあります。
初演のあと、改良の余地が沢山あったので、大胆にいじくりました。
いじった結果が全ての人の好みに合うかどうかはわかりません。
初演の方が面白かったという人もいるかもしれません。
ですが、自分ではまるで新作を作るような感覚で、
面白いと思えるものを作ることができたので、満足しています。
昔、エッシャー展を見に行ったことが、
この芝居を創るうえで大いにヒントになりました。
もし、この芝居を見終わって、
「これは見なきゃ損だ」と思ってもらえたら、
是非、お知り合いの方にも、
残りステージ(最終日の場合はないですが)行ってみたら?
って紹介してくれれば嬉しいです。
■ 公演を終えて
今回は本当に演出していて楽しかった。
課題は初演の時に残ったものと、新たに出てきたもの、
沢山あったけど、面白い芝居になったと思う。
欲を言えばきりがなく、
しかし、完全なる完成を達成できないからこそ、
次への原動力に繋がる。
具体的に言えば、
後半シュールな設定で片づけていったことなど、
たぶん、次回やる時はもっと別の形の、
たとえばリアリティとか、
そういう縛りをきっちり利かせてやるのかなあと想像する。
今までの芝居もちゃんと写真撮っておけばよかった。
というくらい、写真に感心する。
衣裳いいなあ。装置もいいなあ。役者も見栄えよくて。
ただ、写真見てる限りではどんな芝居してる人達なのか
ちょっとわかりづらかったのかなぁ。
その辺もまた、次回更なる高みに挑戦していきたい。
(文:中野)