第7回公演
短篇集『不埒』 アトリエ劇研協力公演(京都公演) 短篇集第3弾です。初の二都市での公演&初の東京出張公演でした。
■ 公演情報
【京都3月公演】(アトリエ劇研協力公演) 日時:2007年3月24日(土) 14:00〜、18:00〜 3月25日(日) 13:00〜、17:00〜 場所:アトリエ劇研(京都 下鴨) 【東京4月公演】 日時:2007年4月14日(土)18:30〜、 4月15日(日)14:00〜 場所:アートボックスホール(東京 高田馬場) 上演時間:110分 ■ 舞台写真 ■ 作品ラインナップ
というわけで配役とともに演目を紹介していきます。京都と東京で違いがあったので、「え?」って思う人もいるかもしれません。
1 課長のお目玉
暗転コント。脚本自体はかなり早くにできていたのをだいぶ直した。 (課長:三条、主任:白木、香坂:涼川、松下:唐仁原) 2 骨 短篇集『大山崎』の演目より再演。 (医者:沢、患者:真野) 3 同情 ホントの意味で中野劇団オリジナル? (山本:白木、小林:加藤、清水:三条) 4 嘆願 スピード感あるものをこの辺でやろうと思いました。 (管理人:白木、坂下夫:唐仁原、坂下早苗:真野) 5 海岸 これが難しかった。 (淳平:加藤、和雄:沢、ディレクター:涼川) 6 おもちゃ売り場 10 春に走る男の歌 11 誘拐 12 苦情2 ■ キャスト ■ 演出家挨拶(パンフレット) 高校時代の部活の仲間がこの公演のチケットを買ってくれた。 まだ僕の芝居を見たことがないので、 これを見てどんな風に思うのか感想を聞くのを楽しみにしている。 僕が記憶しているなかでは、 初めて僕を面白いと言ってくれたのが彼で、 僕に人を笑わせることの楽しさを教えてくれた人物でもある。 このことは先日酒の席で話したのだが、 さほど信用してもらえず…。 ここに書けば少し少しは信じてもらえるだろうか。 高校時代、よく即興で替え歌を作って披露しては笑ってもらった。 内容は覚えていないが、確か殆どが安易な下ネタだった気がする。 今はといえば、…さして当時と変わらない。 今回で三度目の短篇集となった。 やばいことにますますコント集団になりつつある。 全開に比べて少しは成長できたかなあ。 ■ 公演を終えて 初めての東京公演、初めての二都市公演。 レンタカーで深夜に東京へ向かうなんてホントに劇団みたい。 僕は結局一度も運転することがなかった。 しかし、助手席で運転手を眠らないように ずっと起きて喋り続けるという大役をなんとか務めきった。 東京公演は京都でやったものを少しアレンジした。 約一月猶予があったので、 弱かったオチを強化してみたり、削ったり、付け足したり。 みんなが混乱しないギリギリの範囲で。 でも実は混乱してたのかも。 東京は都会だった。 土曜の夜はホテルに宿泊。 芝居の本番途中にホテルに泊まるなんて今までなかった。 行くまでは尻が重くて、 「ええ?ホントに行くの?」 って感じだったけど、行って良かった。 反応は、京都とは違った。 温かかったように思う。京都が温かくなかったわけじゃない。 初めて行ったわりにという意味で。 どちらがやりやすいということはなかった。 ただ、説明しにくいけど、違いはあった。 『大山崎』『恋はぐだぐだ』『楽屋ちゃん』『不埒』と コスプレが続くが、これには理由がある。 うちは舞台装置をなかなかしっかりと作れないが、 芝居というのは観て楽しめる要素が必要で、 その点衣裳は輸送にさほど困らない。 ただ、劇団員に衣裳できる人間がいなくて、 毎度衣裳スタッフを担当してくれる人に負担をかけてしまう。 |